反応性低血糖と精神疾患
私が反応性低血糖だと分かった要因は「パニック障害」の誤診からでした。
ある日の就寝中、突然息苦しくなりました。このまま死んでしまうんじゃないかと思うほどでしたが、しばらくすると落ち着きました。
翌朝かかりつけの甲状腺内科に行き、レントゲン、心電図、血液検査をしましたが、異常は見つからず。
先生は「精神的なものだと思うから、薬を出しておくね」とアルプラゾラムという薬を処方しました。
もうあんな怖い思いをしたくなくて真面目に薬を飲んでいましたが、良くなるどころか悪化するばかり。そればかりかうつ病のような症状もでるようになりました。
しばらくして、自分が食後2時間ほどで息苦しさを感じることに気づきました。調べてみると反応性低血糖症(機能性低血糖症)という症状にいきつきました。
反応性低血糖の場合、血糖値が急上昇し、それに伴ってインスリンが大量分泌され、元の血糖値(70mg/dl)を大幅に下回ることで症状がでます。
息切れ、強烈な眠気、幻覚、幻聴、etc。
結局薬をやめたあと、血糖値にきをつける食事をしたら症状は落ち着きました。むしろ薬をやめるのが大変でした。
もしかしたら本当は反応性低血糖なのに、ベンゾを処方され副作用で悩んでる人もいるかもしれません。そんな人は一度血糖値を調べてみると分かるかもしれません。